『いい夫婦ってどんな夫婦? 11月22日はいい夫婦の日』福岡夫婦カウンセリング ワイズフェアリー
夫婦問題相談室ワイズフェアリー代表 夫婦問題カウンセラー玉井洋子です。
今回のブログ、ナント今年初のカウンセラーブログになってしまいました(;゚Д゚)
今年はカウンセリングが激増していて、ブログ更新の余裕がなかったという言い訳です。
そして迎えた11月22日の「いい夫婦の日」
この日は何が何でもブログ書かなくちゃと思いながらも気付けば過ぎていました(。-_-。)
言い訳はこれくらいで。。。
毎年11月22日の「いい夫婦の日」にちなんで、『いい夫婦の日をすすめる会』主催で行われている
「パートナーオブザイヤー」イベント。
今年は、お笑いコンビよゐこの濱口優さん、タレント南明奈さんご夫妻が選ばれました。
お二人は結婚6年のご夫婦。エピソードを読んでいて印象に残ったことは
★お互いの好きなところ
濱口さん―好きなところしかないです。 南さん―まわりの人を大切にするところ
→濱口さんの愛情深さ、南さんの濱口さんを尊重していることが伺えます
★ここは直してほしいところ
濱口さん―特にありません。 南さん―特にないです。
→今のパートナーのありのままを受け入れているということですね。
★夫婦円満の秘訣
濱口さん―感謝をすぐに口にすること。 南さん―「ありがとう」や「大好き」などの気持ちをちゃんと言葉にして伝える
→王道ですが、何事も「当たり前」では感謝の気持ちは生まれませんので、感謝の気持ちを改めて言葉にしたり行動にしたりすることは結婚生活を送っていく上でとても大切なことなのです。
★生まれ変わったらまた結婚しますか(今の二人には愚問だと思いますが(笑))
濱口さん―必ず見つけだして結婚します(笑) 南さん―また出会って夫婦になれたら嬉しいです!
→濱口さんの「必ず見つけだして」ってすごく素敵ですね。どれだけ大切にしたい存在なのかがわかります。
おめでとうございいます! これから10年、20年と仲良く幸せにお過ごし下さい。
さて。
年間を通して一番入籍するカップルが多いのが11月22日。
「「いい夫婦の日」にあやかって」という理由が多いようですが、
他にも「忘れないから」「次の日が休日だから」などの理由があるようです。
いつが入籍日であっても結婚した日に「離婚」を考える人はいないはずですが、
実は年間で離婚する方の約3割は結婚5年未満のご夫婦なのです。
折角縁あって結婚した二人が5年も経たないうちに別々の道を選択するということは
どういうことなのでしょうか。
私の相談室を訪れる方は結婚5年未満の方が4割近く。
殆どが修復したい!と思っての来室です。
性格が合う、価値観が合うからと生涯寄り添っていくことを決意し結婚したものの、
実際に同居生活を始めると様々な違いに気付く方が多いようです。
・細かな生活習慣がお互い違っていて、許容範囲を超えている
・これまで見えていなかった性格や価値観の違いが露呈した
・パートナーのモラルハラスメントが酷い
・浮気が発覚した
・セックスレス
主にこのような理由が原因となって不仲になっているケースが大半です。
結婚生活がスタートすると、結婚前に見えていなかったものが見えてきます。
それが良い面だったら大歓迎ですが、そうではない気になる面、嫌な面が見えてしまうと
お互いのコミュニケーションがたちまちうまくいかなくなる。。。
私の相談室は、ご夫婦で来られる方が全体の4割。
お二人それぞれの主張を聴くことができるのが特徴です。
夫婦カウンセリングはお互いの主張が異なっているため、関係修復は容易ではありませんが、
事実関係はより具体的にわかるので、解決の糸口が見つけやすいという利点があります。
「二人で話してもらちが明かないから「中立な第三者」のアドバイスを聴こう」となりカウンセリングを受けることにしました」
と来室理由を話して下さいます。
最悪の事態になる前にカウンセリングに来られれば、改善の余地はあると思います。
最近のZ世代のご夫婦は、カウンセリングを受けることに抵抗感が少ないようです。
スクールカウンセラーの存在が身近にあった世代だからなのかもしれませんね。
日々カウンセリングを行いながら16年間感じ続けていることは、
これまでも何度も書いてきたことですが
「夫婦は100組あれば100通り」
ということです。
世界中探しても全く同じご夫婦はいないのです。
では、「いい夫婦」ってどんな夫婦だと思いますか?
これも人それぞれ。
正解はありません。
長年夫婦カウンセリングを行ってきた中で私が思う「いい夫婦」というのは、
目の前に降りかかった問題・課題を二人で解決して乗り越えることができる夫婦
なのではないかと考えます。
「喜びは二倍悲しみは半分」
というドイツの諺がありますが、
「ともに喜ぶと喜びは2倍になり、ともに悲しむと悲しみは半分になる。」
という意味です。
シンプルなこの考え方って夫婦にとても大事だと思うのです。
自分の理想とする結婚生活を送りたい!
誰もが思っているはずです。
しかし、現実は理想通りにはいかない。
なぜなら自分だけではなく、パートナーにも理想があるからです。
自分の価値観を押し付けてしまうことは
相手の理想を無視してしまうことになるかもしれません。
二人で価値観を共有し、お互いの理想を汲み、お互いをいたわり合いながら結婚生活を送ることが長続きの秘訣です。