『夫婦間のLINE、業務連絡になっていませんか?』福岡夫婦カウンセリング ワイズフェアリー
福岡夫婦カウンセリング ワイズフェアリー
夫婦問題カウンセラー 玉井洋子です。
相談室を訪れるクライアントさんの悩みは千差万別あるのですが、
どんな悩みも元をたどれば、『コミュニケーション不足』というケースが殆ど。
コミュニケーションとして、夫婦の対話が大切なことはこれまでもお伝えしてきましたが、
忙しい現代社会でよく使われているコミュニケーションツールの代表的なものにLINEがあります。
私のLINE歴は長い方ではありませんが、国民的な連絡ツールになっていることは間違いないですね。
LINEでのやり取り。
夫婦関係が良いときは、絵文字を使うことでお互いの感情をよりわかりやすくしてくれるので
絵文字やスタンプがいい感じでコミュニケーションを高めてくれているのですが、
一旦、夫婦関係が悪くなってしまうと、絵文字やスタンプがトーク画面から消え、
さらには敬語(丁寧語)でのやり取りになっていて…。
まるで、職場での業務連絡のよう。
文字だけのやり取りが悪いと言っているのではありません。
関係性が悪い中で、敬語(丁寧語)での文字のみのやり取りは、お互いの文章力によっては思いが十分に伝わらず、冷たい印象を与えることも少なくなく。。。そこから齟齬(そごーくいちがい)が生じる危険性があるのです。
齟齬からパートナーの言葉を悪い方に受け取ってしまい、パートナーはそんなつもりで言ったのではなかったのに、意図しない方向へ話が進んでしまってトラブルになる。。。
これではコミュニケーションが取れなくなってしまいますね。
カウンセリングの中で、たまにクライアントさんが、パートナーとのLINEのやり取りの画面を見せて下さることがあります。
それをみて
「あ~、このやり取りでは夫婦関係が良い方向にはいかないですよね・・・」
ということもしばしば。
最近は、ご夫婦で夫婦カウンセリングを受ける方が多くなっていることもあり、夫婦で面と向かって対話することが難しい場合、まずは、日々のLINEでのやり取りを心のこもったものにしてほしいと補助ツールとしてのLINEスタンプをお薦めすることがあります。(ケースバイケースなので、必ずではありませんし押し付けるものでもありません。またLINEの回し者でもありません(苦笑))
私が秀逸だと思っているLINEスタンプがあります。
『ねこぺん日和』シリーズ。
このスタンプ、他のスタンプと何が違うかというと…
ほのぼのとしたイラストだけではなく、会話言葉の数がとても多いんです。
このほのぼのとしたスタンプを上手に使ってLINEでの対話ができれば、ぎくしゃくした関係も少しずつ改善していくのではないかと思うのです。
もちろん、根本的な不仲の要因が改善されていかなくては、スタンプを使ったからといって改善はしません。
あくまでもコミュニケーションの補助ツールです。
夫婦関係が悪化しているケース。
パートナーからのLINEが届いても開きたくない心境にかられてしまうことが多いようです。
そこに綴られているのは、パートナーや現状に対しての不平不満が多いからです。
不平不満を羅列して、パートナーが改心してくれるのだったら、意義あることかと思いますが、
不平不満ばかりのLINEを受け取ったパートナーは、「あ~またか」という風にとって改心には至っていないのです。
長い人生を伴走していこうと思うパートナーだったら、大切なことは直接対話することが一番。
LINEでのやり取りは避けた方がいいのです。
大切なことが直接言える関係性。
この関係が崩れているという方は、関係改善を図る必要があります。
早い段階でカウンセリングを受けて頂くことが効果的なのですが、日々のやり取りをLINEスタンプの力を借りてクスッと笑える場面を作ってみることで、ぎくしゃくした関係が改善されるかもしれません。
有料スタンプですので、シリーズで揃えたら、結構お金はかかります。(といっても1個数百円ですが)
数百円、数千円で心が穏やかになれたら、安いお買物だと思いませんか。
お互いが、どのスタンプでパートナーを笑わせようかという笑いのセンスを競うのもいいのではないでしょうか。
書店で、このねこペンの作者 もじじさんの書籍を見つけたので購入してみました。
『ねこぺんとことこ』
やっぱりほのぼのとした気分になって癒されましたよ。
丁寧語での業務連絡のようなやり取り、お互いが望んでいないのでしたら変えてみてはどうでしょう。
夫婦関係は、お互いのちょっとした努力によって改善していくものです。
パートナーを喜ばせたい。
お互いがこう思い続けて一日一日過ごしていくことが大切です。