夫婦問題相談室WiseFairy　代表　夫婦問題カウンセラー　玉井洋子です。

パートナーから突然の離婚宣言。
「前からお前（あなた）のことでいろいろ嫌な点があって、ずっと我慢していたけれどもう限界。離婚してほしい」

このように言われて、『寝耳に水』、『青天の霹靂』だと驚いて相談室に来られる方がいます。

私が「不仲だった原因って何か思い当たることってありますか？」と尋ねると、

「片付けができていないじゃないか！と言われることは2，3度ありました。子育てやPTAなどで忙しくて完璧に掃除がやれていなかったことはありますが、全くやってなかったわけではないんです。それで離婚なんて驚いています。」とのこと。

部屋が散らかっている。＝片付けができない。

こういう理由で離婚を突き付けられるケースは結構あります。

他にも…

「性格が暗い（合わない）から一緒に居たらこっちまで気分が滅入ってしまう。家に帰っても安らげない。幸せじゃない」

パートナーの性格を引き合いに出すケースもあります。

離婚宣言されたパートナーは、驚いて「離婚したいとまで思っていたことがあったなんて気付かなかった。直すからね」

そう言って謝ります。

それでも離婚宣言したパートナーは、「いや、もう無理だから。直しても俺（私）の気持ちは変わらないから！」

離婚を決めていてパートナーの改善を求めません。

家の片付けが少々できていないからといって、また、性格が暗いからといって、いきなり『離婚！』となるでしょうか。

いずれも修復できるレベルのことです。

なのに、頑として離婚を言ってくる。

やはり何か別の理由、離婚しないとパートナーにとって困る理由があるのではと思ってしまいます。

クライアントに最近のパートナーの様子を伺っていたら、『不倫』が隠れているケースが多々あります。
（クライアントは気付いていない場合が殆どですが）

理不尽な離婚宣言をされた場合は、自分を責めて簡単に離婚を承諾する前に、一人で悩まずカウンセリングを受けてみて下さい。
合意して結婚したのですから、離婚も納得して合意の上成り立つことであってほしいと思います。